初心者ニートが20万で作るミドルスペック自作PC~動作確認
ついに完成した初めての自作PC。最初にした設定や、インストールしたソフトの紹介です。
またこれまで使用していたPCとの比較をします。
OSインストール
まずは、Windows11をインストールします。私が使用したのはパッケージ版で、付属のUSBをPCに接続して起動するだけでインストールが開始されます。
その後は画面の指示通りに進めていけばインストールは完了します。
基本的には設定したものは後からでも変更できますし、気になる場合はスマートフォンなどを使用して都度調べながら進める良いでしょう。
とりあえずまずはWindows Updateを一通り行います。
UEFI
無事にOSをインストールできましたが、感じたのは「ファンの音うるさっ」でした。
OSインストール前に開く画面UEFIに入りなおしてファンの設定をします。
使用するマザーボードのメーカーによって表示画面が違い、操作方法も変わりますがある程度は同じことができます。
ここでファンをPCの負荷の状態や温度に合わせてファンの回転数も変化させるモードにします。
この設定をするだけでかなり静かになりました。
これが測定した結果です。スマホの無料アプリの簡易的な測定結果なので、あまり正確なあたいではないと思います。
5dbの差が実際はどうか分かりませんが、体感では全く違います。
インストールしたソフト
Googlechrome
定番のブラウザ。Androidがメイン端末なので、Google関連でまとめています。
HWMonitor
このようにハードウェアの状態を見ることができるソフトウェアです。パーツの温度はあまり詳しくなくても分かりやすいですし、ファンの回転数なども正常に動いているか参考にできると思います。
上の画像時はグラフィックボードに負荷がかかっていないため、「NVIDIA GeForce RTX 40…」から始まる項目の下にある「Fans」の値が0RPMでファンが回っていないということです。ゲームなどを起動するとここの値が増え、実際にPCを下から覗き込んでみるとファンが回っているのが分かります。
https://www.cpuid.com/softwares/hwmonitor.html
CrystalDiskinfo
SSDの状態が分かるソフトウェアです。中心あたりに青いバーで表示されている、健康状態を見ることでSSDの状態が分かります。これがすべてではないと思いますが、使用しているSSDに問題がないか参考にできます。
メインのストレージなら使用時間を見れば、どのぐらいパソコンを使ったのかも分かりますね。この画像の時点でPCを組んでから1ヵ月半ほど経過しているので、1日当たり10時間ほど使用しているでしょうか。
Bitwarden
パスワードを管理するサービスです。PCでいろいろできることが増えるので、一気にいろいろな場面でアカウントを作ることになるので、一括で管理できるこういったものが便利です。スマホのアプリと共有できるので便利で安全にパスワードの管理ができます。
性能
それでは性能面をみてみます。10年前から使用してきたノートパソコンと比較しています。
自作PCの簡易的なスペックは以下の通りです。
CPU:AMD Ryzen 5 7600
メモリ:DDR5 32GB
グラフィックボード: RTX 4070
一方、ノートパソコンは2011年9月発売のNEC LaVie LS150/Fで、CPUとメモリは換装して以下の通りです。
CPU:Intel Pentium B950 → Intel Core i5 2430M
メモリ:DDR3 4GB → 8GB
グラフィックボード:なし
発売後1年の6コア12スレッドのと、10年以上の2コア2スレッドのCPUを比べるのはナンセンスかもしれません。
ですが、自身の環境の変化なので比べてみます。それではCINEBENCHの結果です。
マルチでおよそ13倍、シングルで3倍の結果になりました。この差が実際にどれほどの影響かは分かりませんが、新PCの方が圧倒的に高性能であることがわかります。
使用感
最後に、使い心地です。起動時間に関しては、ノートパソコンのストレージをSSDに換装していたので圧倒的に早くなったという感じはありません。しかし、起動直後に立ち上がるアプリケーションの起動があきらかにスムーズになりました。これまでは使い始めるまで2,3分待っていましたが、今は起動直後からすぐに利用できます。
また、ノートパソコンのサイドから排気で生暖かい風が出続け、横に飲み物を置いてしまうとすぐにぬるくなってしまっていました。デスクトップにしたことでエアフローが圧倒的に向上し、冬場ということもありますがゲームなどで負荷をかけても今のところ排気が温かいと感じることがないぐらい冷えています。
この点はRyzen 5 7600とRTX 4070の発熱が少ない組み合わせ影響もあるかもしれません。
PC本体とは別になりますが、周辺機器も新調しました。
これまでテレビに出力してモニター代わりにしていましたが、FHD・リフレッシュレート165Hzのモニターを導入しました。ぬるぬる感もさることながら、視認性も良くなりました。
メカニカルキーボードを初めて使用していますがタイピング音が気持ち良いですね。
マウスは元々無線のものを使用していましたが、有線のゲーミングマウスにしたところ圧倒的な軽さで操作性にも優れていて、一番衝撃を受けました。
まとめ
新旧PCを比較してみると、今まで何をしていたのだろうと感じます。新PCは性能、機能、使い心地のすべてで旧PCを凌駕しており、日々の作業やエンターテイメント体験を格段に向上させてくれます。このPCを活かせる人間になりたいです。
この記事を通じて、新しいPCの素晴らしさに改めて気づかされました。